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『ベアトリーチェ・チェンチの肖像』in 東京

2週間前に、名古屋陶磁器会館にて観てきた朗読劇『ベアトリーチェ・チェンチの肖像』、待ちに待った東京公演を観てきました

座席は自由席ということだったので、開場時間が1時半だったところを1時に到着すると、もうすでに並んでいる人が数人。
開場時間になって行列がだいぶ伸びてきたころになってもなかなか開場する気配がなかったので、楽屋と会場を出たり入ったりしているAKANEさんのマネージャーさんを観察してすごしてました(笑)。

東京公演の会場はSpace EDGEという、もともと倉庫として設計された場所だったので、陶磁器会館と比べるとちょっと殺風景。
しかも、陶磁器会館のホールよりも狭い場所なのに客席数は前回よりも多い(50名→80名)ので窮屈さは否めないし、椅子も背もたれがないうえにちょっと低めだったので、俳優さんたちの顔をだいぶ見上げる形で見ることになりました
それから、照明は基本的にサスペンションライト(舞台の真上から当てる可動式のスポットライト)のみだったので、俳優さんたちの頭上からしか光が当たらず、顔が逆光気味で怖い・・・
こういう諸々の条件では、名古屋陶磁器会館の方が断然良かったかもしれません。

東京公演の突出した演出を挙げるとすれば、1幕終わりでフランチェスコがベアトリーチェをお姫様抱っこして入ってくる場面です!
名古屋陶磁器会館のホールは客席後方に出入り口があり、そこから劇中に俳優さんたちが出入りする演出もありましたが、今回は客席下手(左手)に出入り口があったので、いきなり扉が開いたかと思うとフランチェスコがベアトリーチェを抱えて入ってくるという演出になっていました。
暗い会場にいきなり戸外の光が入ってきたうえに、照明も効果的に使われていたのでまぶしくてびっくりしました

今回も幸いなことに最前列で見ることができたので、出演者との距離の近さは相変わらず
今回は、ちょっと足を前に出すと危うくAKANEさんのドレスの裾を踏んづけてしまいそうになるくらいの近さでした
劇そのものの感想は名古屋公演の記事で書き尽くしてしまいましたが、今回は脚本に手が加えられたのか、前回よりも物語の背景の説明が親切になっていたように思います。
いかんせん2回しか観ていないので細かいところまであまり挙げられないのですが、名前しか登場しないベアトリーチェの兄・ジャーコモの名前が、前回は1度しか出ていなかったのが今回は3度くらい出てきていた気がするし、他にも補足がいろいろ。
2度目とあって、私の中でも前回納得のいかなかった部分もいくつか、合点がいきました。
ベアトリーチェがフランチェスコの子を妊娠したと告白したにもかかわらず、どうしてその後この話題が一切出てこないのか、とか・・・。

開演前や休憩中に、もらったパンフレット(A4見開き)を見ていました。
基本的な中身は名古屋公演のときと変わっていませんでしたが、紙質がちょっと上がってる(笑)。
しかも、名古屋公演のときには一切なかった俳優さんたちのプロフィールが追加されていました
調べてもわからなかった前田秀太朗くんのことが、これでようやくわかりました!
てっきり18~19歳くらいかと思っていましたが、1997年生まれでまだ16歳とな・・・!

さらに、来年5月に豊橋でのスタジオ公演決定との告知が
同時期に東京での公演も計画しているそうなので、さすがにもう愛知までは行かないと思いますが(笑)、この朗読劇から始まり、スタジオ公演本公演へ進化させていくことを目指しているのだそうです。
この告知のチラシに書かれた演出の田尾下氏による文章が、作品に対する情熱と愛情がとても感じられて良いのですが、下の1文に目をひかれました。

評価の確定した著名な劇作家の作品ではなく、私たちの今産み出している最中のオリジナル戯曲ですので、あらゆる面からの検証が必要となります。そこは、海外の古典作品を輸入して上演するのではなく、オリジナル作品を作り上げ、将来的に海外での上演、100年後にも上演されうる戯曲づくりを目指すためにどうしても必要な行程でした。

名古屋公演のトークショーのときも、ゆくゆくは海外で上演したいというようなことはおっしゃっていましたが、この作品にここまでのビジョンがあったとは
もしこの作品が今後本公演を果たし、海外にまで持っていかれる作品になったとしたら、私は名古屋でこの作品が最初に産声をあげた瞬間を見たのだということがすごく特別で、感慨深く感じられると思います。
まだ2度しか見ていないとはいえ、見るたびに新たな発見があったり、噛めば噛むほど味の出てくる作品だと感じられたので、ここまま「あー、面白かった」で終わらせるのは自分の中でももったいないです。
こうなったら、産声を上げた『ベアトリーチェ・チェンチの肖像』が、これからすくすく大きくなっていくところをできる限り見届けていきたいなと思います
AKANEさんもそうですが、この作品とは長い付き合いになりそうだな
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プロフィール

Molly

Author:Molly
1987年9月2日生まれの26歳。

仕事のあいまに英語&イタリア語の勉強、映画鑑賞、演劇鑑賞などをしております。

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いわゆる同性愛者です。

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